アルファード30系は前期、後期の別がありますが、いつからが30系後期かご存じですか、そして前期から後期への変更点はいつだったか。
ここでは、そんなアルファード30系後期はいつからで発売日はいつかをまず確認しておきます。
そのうえで、このマイナーチェンジによる前期から後期への変更点についてもチェックしておきましょう。
目次
アルファード30系後期はいつからで発売日はいつ?
ここでは、アルファードのモデルチェンジ、マイナーチェンジの周期をまず復習します。
そのうえで、アルファード30系後期へのマイナーチェンジがいつ行われ、発売日がいつだったのかを確認しておきます。
- アルファードのモデルチェンジ、マイナーチェンジ周期
- アルファード30系後期へのマイナーチェンジと発売日はいつ?
アルファードのモデルチェンジ、マイナーチェンジ周期
アルファードのモデルチェンジ周期を初代の10系からみていきましょう。
アルファード10系
アルファード10系の場合は、2002年5月発売。
2005年4月にマイナーチェンジで10系後期に移行して、
2008年5月に20系に代替わりでした。
モデル周期は6年で、マイナーチェンジ周期は3年ということになります。
アルファード20系
アルファード 20系の場合は、2008年5月発売。
2011年9月にマイナーチェンジで20系後期に移行して、
2015年1月に30系に引継ぎました。
モデル周期は6年8か月で、マイナーチェンジ周期は3年4か月ということになります。
アルファード30系
アルファード30系なのですが、これまでのマイナーチェンジ周期から、その時期は3年ちょっとということで、2018年前半のマイナーチェンジが予想されていました。
結果的には30系のマイナーチェンジ周期は3年ということになりました。
アルファード30系後期へのマイナーチェンジと発売日はいつ?
アルファード30系後期へのビッグマイナーチェンジの発表は2017年も終わりかけた12月25日でした。
アルファードと姉妹車のヴェルファイアのマイナーチェンジが発表されたのです。
そして、年明けすぐの2018年1月8日にアルファード30系後期モデルが販売が開始されました。
実際には2017年10月にはディーラーに通知が出され、予約の受付も行われていたようですね。
マイナーチェンジによる前期から後期への変更点は?
では、そのアルファード30系後期へのマイナーチェンジによる主な変更点を確認しておきます。
- エクステリアの変更点
- インテリアの変更点
- 先進安全技術の充実
- グレードの追加
- パワーユニットの拡充
- ハンドリングと乗り心地の改善
エクステリアの変更点
エクステリアについては、マイナーチェンジの定番といってもいい変更点になります。
30系前期のアルファードについては大きなフロントグリルが特徴的でしたが、大きいところはそのままに、フロントグリルの形状が変更されました。
よりフロントグリルとバンパーが一体化された形状ですね。
最近の車ではバンパーやフロントグリルだけでなくリアガーニッシュやコンビネーションランプなどのデザインも一体化されている傾向があります。
そのため、この部分についてもシャープな印象を与えるような形状に変更されました。
30系前期と後期の違いをお示ししましょう。
<<30系エクステリア 前期・後期比較>>
前期 | 後期 |
左側が前期モデル、右側が後期モデルです。
ご覧頂くと分かる通り、後期モデルの方が、フロントグリルの面積が増えて迫力が増しています。
フロントランプは上級グレードでは3眼LEDが下位グレードでは2眼LEDが採用され、形状もぐっと引き締まっています。
側面から見ると、それほど大きな変化はないようですが、実際は車に当たる空気の流れがより一層考慮されており、燃費にも良い影響が出ているとのことです。
アルファードには姉妹車としてヴェルファイアがあります。
アルファードのターゲット層がナイスミドルなのに対してヴェルファイアはさらに若い人たちをターゲットにしていました。
今回のマイナーチェンジでは、アルファードはかつてのトヨタの看板車クラウンを求める層を、ヴェルファイアはファミリー層をターゲットと、棲み分けをしているそうです。
また、上級グレードでは、最近発売されたトヨタ車に採用されている流れるウィンカーランプが装備されています。
インテリアの変更点
インテリアの変更についてもマイナーチェンジの定番です。
インテリアのマイナーチェンジについてはインパネ周りやシート素材の変更がよく行われますが、30系アルファードのマイナーチェンジについても同様の変更が行われました。
アルファードの最高グレードである「Executive Lounge」にはこれまでも革張りシートが用意されていましたが、レザーカラーが黒でした。
30系後期ではさらに上質な本革「ナッパレザー」に変更されるとともに、エアロボディの「Executive Lounge S」の投入にあわせホワイトカラーが選べるようになりました。
引用元:http://kspec-now.com/2017/12/29/3196/
汚れを考えると黒ですが、ホワイトレザーは車内が明るく、魅力がありますね。
インパネの色は以下のとおりで、ボディ、グレードにより4色が用意され、「Executive Lounge」以外は一新されています。
項目 | 30系前期 | 30系後期 |
---|---|---|
Executive Lounge | ブラウンオリーブ・
アッシュパール木目調 |
ブラウンオリーブ・
アッシュパール木目調 |
Executive Lounge S | ― | シルバー木目調 |
ノーマルボディ | 茶木目調 | メタルブラウンウッド |
エアロボディ | 黒木目調 | メタルウッド |
また、助手席のシートスライド量は1160mmに延長されています。
これまでは助手席とセカンドシートではスライドレールが別々でしたが、今回のマイナーチェンジでは同一レールを使用するように変更されました。
同一レールを使用することでこれまでになかったシート配置が可能となっています。
乗り降りのしやすさについても更に進化しています。
特に後部座席に乗り降りがしやすいような工夫が行われています。
先進安全技術の充実
今の自動車のシステムの中で進化が激しいのが先進安全技術ですが、アルファード30系後期モデルでも着実な充実が図られています。
アルファード30系後期では、かねてから注目されていた「セーフティセンス P」は最新の第二世代「Toyota Safety Sence」として標準搭載されました。
「Toyota Safety Sence」にはいろいろな機能が入っていますが、今回の注目の機能は次の4つです。
|
「Toyota Safety Sence」が搭載されていることで一番安心感を得られるのが衝突回避です。
上記の「プリクラッシュセーフティ機能」は車はもちろんのこと、歩行者及び自転車を検知しますので衝突回避に大いに役立ちます。
また、高速道路などでは居眠りでの事故が想定されます。
レーントレーシングアシストによる車線からの離脱防止としてステアリング操作支援機能により事故を未然防止できます。
更に、ロードサインアシストによる道路標識の見落とし防止、先行車発進告知機能による信号待ちや渋滞時に先行車の発進を知らせてくれる機能が含まれています。
グレードの追加
アルファード30系後期へのマイナーチェンジでは、新しくラインアップに追加されたグレードがあります。
具体的には、エグゼクティブラウンジに「Exective Lounge S」が追加されたのです。
これまでエグゼクティブラウンジにはエアロはボディはラインアップされていませんでした。
しかし、30系前期ではエアロボディが高い人気であり、エグゼクティブラウンジのエアロ仕様車として「Exective Lounge S」が追加されたのです。
パワーユニットの拡充
アルファード30系後期へのマイナーチェンジでは3.5リッターエンジンに新型エンジンが投入されました。
3.5リッター新型エンジンの概要
アルファード30系前期のパワーユニットについては、3.5リッターエンジンの燃費の悪さが指摘されていました。
今回のマイナーチェンジでは3.5リッターエンジンに新開発された「2GR-FKS」が投入され、8速ATの採用と相まって燃費性能が改善されました。
新たに投入されたアイドリングストップも燃費向上に効果があったものと思われます。
また、最高出力、最大トルクともスペックが上がっています。
項目 | 30系前期 | 30系後期 |
---|---|---|
エンジン形式 | 2GR-FE | 2GR-FKS |
最高出力 | 280ps/6200rpm | 301ps/6600rpm |
最大トルク | 35.1kgm4700rpm | 36.8kgm
/4600~4700rpm |
JC08モード燃費 | 9.5km/L
(9.1~9.3km/L) |
10.6~10.8km/L
(10.4km/L) |
3.5リッター新型エンジンのドライブフィール
アルファードの新型3.5リッターV6エンジンはトルク、パワーとも余裕ができたので、アクセルを少し踏み込むだけで気持ちよく加速していいきます。
なかなか軽快なパワーフィールです。
高回転型エンジンなので、回転数が上がるとさらに力強く滑らかに、なおかつ静かにエンジンが回るという上質な味つけです。
ミッションも前期モデルの6速から8速に進化しているのでより滑らかになりましたし、エンジン音もさらに静かになった気がします。
エンジンの改良とミッションの進化で、アクセルレスポンスもドライバビリティーも大きく改善されてようです。
ハンドリングと乗り心地の改善
アルファード30系は後期モデルになっても、サスペンションなど大掛かりな変更はありません。
ただ、後期モデルは「構造用接着剤」という強度と耐久性が必要な箇所に用いられる接着剤や「高剛性ガラス用接着剤」の使用を増やしています。
その結果、後期モデルでは車体の剛性がアップしていますし、ショックアブソーバーの減衰力などの最適化も行われているようです。
こうした改善はハンドリング面でも操縦性が確実に上がっているようですし、快適な乗り心地にも磨きがかかっているようです。
まとめ
アルファード30系後期へのマイナーチェンジでは、一番目立つのは外観です。
フロントグリルの拡大で迫力がさらに増しましたし、3眼LEDの細目のヘッドライトが精悍さと都会らしさを醸し出しています。
安全装備やパワーユニットも拡充され、内装も質的な進歩を遂げているので、前期から後期に向かって着実に進歩しているのがわかります。
これだけしっかりテコ入れしたからこそ、モデル周期が長くなっても相変わらず高い人気を維持し続けることができるのでしょう。
次期アルファード40系の登場も近づいてきましたが、どういう進化をするのか、今から楽しみですね。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
30系アルファードが発売されて7年が経過し、2018年はじめにはビックマイナーチェンジが行われ、2023年中頃にはフルモデルチェンジが噂されています。
アルファードのフロントグリルは前期モデル以上に大きくなりました。
ただ、アルファードは最高級ミニバンと言われるだけあって高級感を味わえる反面、価格の方も随分と高価となっています。
アルファードのオーナーの中には値引き額は気にしなくても購入できる方が多いのかもしれませんが、「何とかしてアルファードに乗りたい」との思いから購入されている方もいらっしゃると思います。
30系アルファードの値引き幅も発売当初と比べて広がってきたとはいえ、まだまだ高額には変わりありません。
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