アルファードや姉妹車であるヴェルファイアはトヨタが誇る最高級ミニバンという位置づけもあり、当然ながらインテリアに関しても申し分ありません。
アルファード30系のインテリアに目を向けると、運転席と助手席の間に見えるのがセンターコンソールです。
このセンターコンソールは、インテリアのカスタム化のポイントの一つです。
カスタム化して一番目立し満足感も高いからです。
このセンターコンソールには大型コンソールに交換する手もあるという情報もあります。
ここでは、大型コンソールがどんなものかを紹介し、価格をチェックします。
そして、大型コンソールを後付けする場合は取り外すことになりますので、まずは取り外し方をチェックします。
取り外し方がわからないとDIYで取り付け出来ませんからね。
そのうえで、具体的な交換方法とDIYで可能かどうかをチェックしましょう。
目次
アルファード30系(後期)の純正センターコンソール
アルファード30系のセンターコンソールは、グレードによってかなりの違いがあります。
- グレード「X」「G」
- グレード「E-fore X」
- グレード「SA」(2018年1月廃止)「S“Aパッケージ”」(2020年1月廃止)
- グレード「SC」「S“Cパッケージ」「E-fore SR”Cパッケージ」
- グレード「GF」「E-fore G”Fパッケージ」
- グレード「Executive Lounge」「Executive Lounge S」(E-fore含む)
グレード「X」「G」
シフトパネルはシフトノブも同じメタルブラウンウッド、茶木目調で仕上げています。
非常に落ち着きのある雰囲気ですね。
ただセンターコンソールに限って言えば、大型のアームレスト付ではありませんし、木目も入っていないシンプルなものです。
グレード「E-fore X」
アルファード30系(後期)のE-foreはすべて大型コンソールです。
ただ、他がハイグレードタイプなのに対し、「E-fore X」だけはスタンダードタイプになります。
メタルブラウンウッド、茶木目調です。
ハイブリッド車はフロントシート下にバッテリーを積んでいる関係でベースグレードのXでも大型コンソールになるのだそうです。
グレード「SA」(2018年1月廃止)「S“Aパッケージ”」(2020年1月廃止)
「SA」「S“Aパッケージ”」はすでに廃止されましたがメタルウッド、黒木目調です。
ダーク色を基調としていることもあり遠目には木目調の良さが感じられないかもしれませんが、実際に見る木目調の特徴を感じ取ることが出来ます。
エクステリアはエアロボディですから、室内も精悍なイメージでということでしょうか。
ただセンターコンソールは、メタルウッド、黒木目調の加飾はあるものの、やはり大型のアームレスト付ではなく、ここあたりが今回の問題です。
グレード「SC」「S“Cパッケージ」「E-fore SR”Cパッケージ」
S“Cパッケージ”/S“Cパッケージ”/E-fore SR”Cパッケージはメタルウッド、黒木目調で、アームレスト付の大型ハイグレードコンソールになります。
見た目はえらい違いです。
グレード「GF」「E-fore G”Fパッケージ」
GFはメタルブラウンウッド、茶木目調の大型はハイグレードコンソール、高級感がありますね。
グレード「Executive Lounge」「Executive Lounge S」(E-fore含む)
Executive Loungeはオリーブ・アッシュバール木目調、自慢の高級なセミアニリンレザーの風合いを意識してのものでしょうか。
フラクセン、ブラックの内装色が選べますが、どちらとのマッチングもいいですね。
コンソールのタイプはもちろん大型ハイグレード、言うことはありません。
アルファード30系(後期前期)大型コンソール
ここでは、アルファード30系(後期前期)大型コンソールとはどういうのもかを確認し、大型コンソールのメリットを整理しておきます。
- アルファード30系(後期前期)大型コンソールとは
- アルファード30系(後期前期)大型コンソールのメリット
アルファード30系(後期前期)大型コンソールとは
アルファード30系の大型コンソールと通常コンソールの違いを紹介しましょう。
大型ハイグレードコンソールボックス
引用元:https://dressup-navi.net/parts/23649/
アルファード30系の大型コンソールボックスといえばこれです。
シフトゲージ部分と一体化しているのと木目パネル付きのリアエンドボックス、そしてその上のふかふかのアームレストが特徴です。
豪華この上ない装備です。
大型スタンダードコンソールボックス
引用元:https://car-sentai.net/alphard/assess-interior/#toc6
「E-fore X」にみに用意された大型コンソールボックスです。
リアエンドボックスもついて機能的には同じですが、リアエンドボックスの木目パネルが無いなど、見た目の質感がやや質素になっています。
ハイグレードコンソールボックス
引用元:https://dressup-navi.net/parts/23649/
2018年1月廃止の「SA」2020年1月廃止の「S“Aパッケージ”」に採用されていたコンソールボックスです。
シフトゲージ部分とは明確に分かれていますし、リアエンドボックスもなく、アームレストはシートに備え付けの質素なものになっています。
黒木目、クローム調の加飾があるので、少し豪華になあっています。
ちなみに、ヴェルファイアの「GOLDEN EYESⅡ」では同じものが「サンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリング」といって金基調で仕上げています。
スタンダードコンソールボックス
「X」「S」だけのシンプルなコンソールボックスで加飾は全くありません。
アルファード30系(後期前期)大型コンソールのメリット
アルファード30系(後期前期)大型コンソールのメリットを整理しておきましょう。
見た目が豪華
アルファード30用大型コンソールのメリットの一番は見た目です。
シフトゲージから一体的に伸びる艶めかしいラインは秀逸ですし、レザー張りの大きなひじ掛けは機能面も含め満足感は高いでしょう。
大型スタンダードコンソールボックスでもそこそこの質感はありますから、このデザインと大きさが大事なもです。
収納が多い
なんといっても圧倒的な収納力です。
助手席からも開けられる両開きで、ティッシュボックスが縦にだって横にだって、垂直に立てても優に入る大きさです。
リアエンドボックスも500mlペットが2本入る大きさで、小物入れまであります。
ただ、収納は大きくなりますが、それ以上にコンソールボックスは大きくなります。
また、これくらい大きくなると、いったん収納すると出すのも大変かもしれません。
端子類が多い
基本的に大型・通常の別なく、背面にはアクセサリーコンセント、VIDEO端子、HDMI端子は装備されています。
大型コンソールボックスでは、内部にアクセサリーコンセント、アクセサリーソケット、USB入力端子が装備されています。
一方、通常のコンソールボックスではUSB入力端子だけです。
アクセサリーソケットはもちろんあるのですが、コンソールボックスの中ではなく、センターロアボックスの上になります。
センターコンソールの入手方法と値段
まずは、純正で用意されているシステムコンソールを確認したのち、市販で販売されているシステムコンソールと入手方法を確認してみましょう。
ここでは、アルファード30系(後期前期)大型コンソールとはどういうのもかを確認し、大型コンソールのメリットを整理しておきます。
- 大型ハイグレードコンソールボックスの入手方法
- 純正システムコンソール(保温冷庫付)と入手方法
- LED照明付きセンターコンソールと入手方法
- ウッド調コンソールパネルと入手方法
大型ハイグレードコンソールボックスの入手方法
アルファード30系の大型ハイグレードコンソールボックスはオプションでは設定がありません。
となると、ディーラーを通じて部品を購入するしかありません。
この場合、取付位置が異なったり、カーペットの処理が必要であったりとかで、部品点数は13、4点、金額にして15万円程度はかかるようです。
念のために言いますが、これは部品代だけです。
高いようですが、アルファードのグレード間の価格差は大きいですし、満足感を考えればありかもしれません。
純正システムコンソール(保温冷庫付)と入手方法
大型ハイグレードコンソールボックスは純正オプションにはありません。
このため、通常コンソールボックスのアルファードに必ず付くとは限りませんし、ディーラーでも先行してくれるかどうかさえわかりません。
そんなあとき、考えてみたいのが純正オプションです。
何しろ純正アクセサリーなので、安心して交換できるのもいいところです。
アルファード30系でも、特に大型コンソールが付いていないグレードにおすすめしたいのが、この保冷庫付きのシステムコンソールです。
シフトパネルと同色の茶木目、黒木目が選べるので一体的なデザインになりますし、上級グレードの大型コンソールに無い雰囲気も悪くありません。
オプション代は168,300円とそれなりですが、保冷庫がついていますからね。
LED照明付きセンターコンソールと入手方法
このLED照明付きセンターコンソールはどうでしょう。
「M'z SPEED」から発売されているセンターコンソールです。
定価は65,000円(税抜き)で、機能としては下記のものがあります。
- 充電用USB ポート
- ドリンクホルダー×2
- 小物入れ
- トレイ
- 間接照明(LEDブルー)
サイドパネルはレザーだし、LED照明で目立つことは間違いありません。
スマートフォン充電用USBポートやシガーソケットも使えますし、チューンナップウーファーだってセットできちゃいます。
但し、下記のグレードについては装着不可となっています。
【装着不可】
- 大型ハイグレードコンソール付車
- 助手席スーパーロングスライドシート付車
ウッド調コンソールパネルと入手方法
この商品ですが、実はトヨタ純正のコンソールパネルです。
大きな画像は茶木目調ですが、黒木目調を選ぶことも出来ます。
SとXのセンターコンソールパネルには残念なことの木目が入っていません。
でも、これを解決するパーツがちゃんとあるのです。黒木目、茶木目がありますから、これさえ装着すれば、旧「G」や「SA」と同じ仕様になるのです。
【茶木目調】
- X
- X(サイドリフトアップシート装着車)(ガソリン車)
【黒木目調】
- S
- S(サイドリフトアップシート装着車)(ガソリン車)
センターコンソールの取り外し方と交換方法 DIYは可能か?
まずは、純正で用意されているシステムコンソールを確認したのち、市販で販売されているシステムコンソールと入手方法を確認してみましょう。
- センターコンソールの取り外し方と取り付け方
- 大型センターコンソールのDIY取り付けは可能か?
センターコンソールの取り外し方と取り付け方
純正でついている通常のセンターコンソールを外すのは比較的簡単です。
動画も見つけましたので、紹介しておきましょう。
取り付けについては正直難しいようです。
一部のサイト記事では簡単そうに書いてありますが、大抵はシートを取り外して作業しています。
助手席のシートレールに干渉してみたり、加工が必要だったりと、なかなか大変そうです。
大型センターコンソールのDIY取り付けは可能か?
アルファード30系への大型コンソールボックスの取り付けは、自動車整備士レベルのスキルが必要です。
取り外しだけなら、電源や配線関係さえ気を付ければ大丈夫そうです。
装着については、ディーラーでも嫌がるような工事で、完璧な仕上がりは求めないという条件でやってもらったという話も聞きます。
また、必要な部品もディーラーと詰めなければなりません。
こうしたことを考えると、よほど腕に自信が無い限りはあきらめた方がいいでしょう。
一番良いのはディーラーに頼み込んで施工してもらうか、腕の確かな自動車整備士に頼むことです。
工賃が数万円かかると思いますが、仕上がりの満足感には代えられません。
まとめ
アルファード30系の大型センターコンソールへの交換については、高級感は確実に増しますから、可能であればやってみてもいいでしょう。
ただ、上級グレードの純正部品を取り寄せて、無理やり装着することになります。
DIYで絶対にできないかと言えば、そんなことはありませんが、かなりのスキルが必要です。
説明書どおりに組み立てれば装着できるという代物ではないからです。
できれば、ディーラーと相談して、最善の方法で取り付けられればいいですね。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
30系アルファードが発売されて7年が経過し、2018年はじめにはビックマイナーチェンジが行われ、2023年中頃にはフルモデルチェンジが噂されています。
アルファードのフロントグリルは前期モデル以上に大きくなりました。
ただ、アルファードは最高級ミニバンと言われるだけあって高級感を味わえる反面、価格の方も随分と高価となっています。
アルファードのオーナーの中には値引き額は気にしなくても購入できる方が多いのかもしれませんが、「何とかしてアルファードに乗りたい」との思いから購入されている方もいらっしゃると思います。
30系アルファードの値引き幅も発売当初と比べて広がってきたとはいえ、まだまだ高額には変わりありません。
「やっぱり安く購入出来ないよな」と思われるかもしれませんが、諦めないでください。
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