アルファード(30系)はトヨタが誇る最古級ミニバンですから、当然ですが全グレードでアルミホイールが標準装備されています。
ただ、全グレードで同じホイールやタイヤを履いているかといえばそうではありません。
グレードによってホイールのサイズが違えばタイヤサイズも変わってきます。
また、同じホイールサイズであってもホイールのデザインが違っていたりもします。
アルファード(30系)については、標準のアルミホイールでも十分にスタイリッシュです。
しかし、この足回りを変えるとまず見た目が変わりますし、インチアップすれば尚更です。
しかもこの場合は走りの質まで変わってきます。
ここではそんなホイール交換のポイントを画像を交えて紹介してみます。
目次
アルファード30系のホイールとタイヤサイズ
まず、アルファード30系(後期)のグレードごとのアルミホイールのタイヤサイズとアルミホイールを確認してみましょう。
タイヤサイズ
(オフセット) |
グレード |
---|---|
225/60R17 99 (17×6 1/2J) |
Exective Lounge(2.5E-Four) |
Exective Lounge S(2.5E-Four) | |
G(2.5E-Four) | |
G Fパッケージ(2.5E-Four) | |
SR(2.5E-Four) | |
SR Cパッケージ | |
S(2.5E-Four) | |
215/65R16 98 (16×6 1/2J) |
Exective Lounge(2.5E-Four) |
225/60R17 99H (17×6 1/2J) |
Exective Lounge(3.5) |
Exective Lounge S(3.5) | |
GF(3.5) | |
G(2.5) | |
215/65R16 98H (16×6 1/2J) |
X(2.5) |
235/50R18 97V (18×7 1/2J) |
S(2.5) |
S Cパッケージ(2.5) | |
S Aパッケージ(2.5) |
御覧頂いた通り、アルファード(30系後期)のタイヤサイズは5種類です。
タイヤサイズの読み方
例えば、「Exective Lounge(2.5E-Four)」のタイヤサイズを例に説明してみます。
上記を5つの情報に分割してご説明します。
情報 | 意味 |
---|---|
225 | タイヤ幅の呼称(mm) |
60 | 扁平率(%) |
R | ラジアル構造 |
17 | リム径の呼称(インチ) |
99 | ロードインデックス |
上表の「意味」は画像で表すと次のようになります。
出典:https://tire.bridgestone.co.jp/about/knowledge/size/index.html
アルファード(30系後期)のアルミホイールのサイズは上記表によると「16インチ~18インチ」となっています。
- 16インチのタイヤサイズは「215/65」
- 17インチのタイヤサイズは「225/60」
- 18インチのタイヤサイズは「235/50」
1インチアップするごとにタイヤ幅は10mm太くなり、タイや外径は保たなければなりませんので断面高さは狭くなります。
このことから言えるのは、
アルミホイールのサイズをインチアップするとタイヤ幅が広くなると同時に断面高さは狭くなります。
タイヤ幅が広くなるということは、タイヤと路面の接地面積が増えるためグリップが増し、断面高さが狭くなることでコーナーを曲がる際のタイヤのよじれを抑えることになります。
一方で、タイヤと路面の接地面積が増えることでロードノイズは増し、タイヤのよじれが少なくなることで路面の状況が車内に伝わりやすくなるとともに乗り心地も固くなる傾向となります。
おそらく、アルファードに関しては、サスペンションやショックアブソーバーの調整で乗り心地悪化を防ぐ対策が施されているのではないでしょうか?
もし、アルミホイールの変更やインチアップ、インチダウンする際は、冒頭の表の範囲であれば問題なく車検にも対応するものと考えられます。
次は、アルファード(30系)のタイヤデザインを確認してみましょう。
アルファード(30系)グレード別アルミホイールデザイン
ここでは、トヨタ純正のアルファード30系に装備されているアルミホイールデザインを前期と後期に分けてご紹介します。
30系後期アルミホイールデザイン
項目 | エクステリア | アルミホイール |
---|---|---|
HYBRID Executive Lounge Executive Lounge |
![]() |
![]() 17インチ (スパッタリング塗装) |
HYBRID G“F パッケージ”
HYBRID G |
![]() |
![]() 17インチ (ハイパークロームメタリック塗装) |
HYBRID X | ![]() |
![]() 16インチ |
GF
G |
![]() |
![]() 17インチ (ハイパークロームメタリック塗装) |
X | ![]() |
![]() 16インチ |
HYBRID Executive Lounge S
Executive Lounge S |
![]() |
![]() 17インチ (スパッタリング塗装) |
HYBRID SR“C パッケージ”
HYBRID SR |
![]() |
![]() 17インチ (ハイパークロームメタリック塗装) |
HYBRID S | ![]() |
![]() 17インチ (ハイパークロームメタリック塗装) |
SC
S“C パッケージ” |
![]() |
![]() 18インチ (切削光輝+ブラック塗装) |
S“A パッケージ”
S |
![]() |
![]() 18インチ |
30系前期アルミホイールデザイン
アルファード30系前期は純正アルミホイールは、「Xが215/65R16」の5本スポークのホイールです。
ホイールのデザインは悪くないのですが、65扁平というところがもう一つかもしれません。
G以上の非エアロ仕様車は225/60R17の10本スポークでフィンタイプに分類するのでしょうか。
デザインもいいのですが、見た目にこだわる方は60扁平では不満かもしれません。
エアロ仕様車、エアロボディと称していますが、これは235/50R18のダブルスポークというかフィンというか分類に悩みますが、なかなかいいホイールが付いていて、50扁平なのでタイヤの厚みも気になりませんね。
ホイールの交換
アルファード30系のホイール交換に関して注意点をお伝えします。
純正ホイールサイズに交換する場合
アルファード30系の純正ホイールサイズに交換するのならあまり悩むことはありません。
ホイールにはオフセットというホイールの中心と取り付け面の距離とキャリパーの逃げというキャリパーとホイールのクリアランスさえチェックしておけば大丈夫です。
(冒頭の表にタイヤサイズと一緒にグレード別のオフセットは記載しています)
ホイールの重量の多少の違いはあっても走行性能や乗り心地はほとんど変わりませんし、ホイールのデザインが気に入れば、結構満足できるのではないでしょうか。
純正の18インチまでのインチアップを行う場合
アルファード30系のホイールをカスタマイズしようと思ったら、どうしてもインチアップしたくなるところです。
インチアップすればタイヤの厚みが薄くなるので、間違いなくスタイリッシュになりますし、多少柔らかめのアルファード30系の足回りもシャープになることは間違いありません。
この場合、少なくとも純正で提供されている235/50R18までのインチアップならオフセットさえ間違えなければ問題ありません。
19インチ以上へのインチアップを行う場合
モデリスタはトヨタ純正のようなものですが、アルファード30系用に19インチのホイールを提供していますから、ここまでは全く問題ないでしょう。
ただ、これ以上のサイズへのインチアップとなると、扁平率が上がるので見た目は良くなるし、路面の追随性もおそらく良くなるのです。
しかし、サスペンションや車体への過大な負担や乗り心地の悪化、燃費の悪化に加え、タイヤの寿命も短くなり、タイヤ代、ホイール代だって高価になってきます。
その前提でインチアップするとしたら、21インチが限界になります。タイヤサイズは225/35もしくは245/30といったところでしょうか。
下記画像は245/30のクレンツェの21インチ2ピースホイールにインチアップ、車高調も入ってローダウンしてありますから、見た目は文句の付けようがありません。
ちなみに、20インチなら225/40か235/40、19インチなら235/45というところでしょうか。
下記画像は245/30の20インチダンロップ VEURO VE303でインチアップ、35扁平ですから、ローダウンはしていないようですが、これでも十分かもしれません。
常識的にはアルファード30系のインチアップは20インチまでと見ていいようです。
見た目は確かに決まりますが、18インチを想定して足回りを設定していますから、メリットとデメリットを勘案してインチアップに挑戦してみましょう。
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30系アルファードが発売されて3年が経過し、2018年はじめにはビックマイナーチェンジが行われました。
アルファードのフロントグリルは前期モデル以上に大きくなりました。
ただ、アルファードは最高級ミニバンと言われるだけあって高級感を味わえる反面、価格の方も随分と高価となっています。
アルファードのオーナーの中には値引き額は気にしなくても購入できる方が多いのかもしれませんが、「何とかしてアルファードに乗りたい」との思いから購入されている方もいらっしゃると思います。
30系アルファードの値引き幅も発売当初と比べて広がってきたとはいえ、まだまだ高額には変わりありません。
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